特許審査の質に関するユーザの評価調査報告書について
特許庁は、特許審査の質に関するユーザの評価の調査結果をまとめ、今月27日にその報告書を公表しました。 その報告書によりますと、国内の出願に関する審査の質全般に関する評価で、「普通」以上の評価(普通、比較的満足、満足)の割合が90%を越えていたとのことです。
これをみて、思ったより高いんだなと思いましたが、確かに最近の拒絶理由通知書をみると、記載内容が以前よりも親切になったなと感じることもありますし、面談を行った審査官の中には、 進歩性をクリアするにはこういう補正が望ましい、といった補正の方向性を示してくれたりすることもあり、これらは、評価調査の結果を裏付けるもののように思います。
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