ソフトウエア関連発明の審査実務の比較研究の報告書について
JPO(日本国特許庁)とEPO(欧州特許庁)との間で、ソフトウエア関連発明の審査実務に関する類似点と相違点とを明示するための比較研究が行われ、その結果をまとめた報告書が公表されています。
原文は英文ですが、和文の報告書(仮訳)も公表されています。
その和文報告書によりますと、ソフトウエア関連発明の特許を取得するための実質的な要件がJPOとEPOとで広く類似している、とのことであります。
発明に該当するのかどうか(発明該当性)と、進歩性を有するのかどうか、という点で関連性は高いが、これらの評価基準が相違するため、全体的な結果は必ずしも一致していない、ということであります。
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