ビジネス関連発明の最近の動向について
今月16日に特許庁HPにビジネス関連発明の最近の動向が掲載されました。
ビジネス関連発明は、ビジネスモデル特許などとよばれ、西暦2000年のITバブル当時に特許出願が激増したものです。
ビジネス関連発明の出願件数は、ITバブルの崩壊とともに減少し続けておりましたが、2011年を底に近年、その出願件数が増加傾向にあります。出願件数の増加に加え、特許査定率も向上しており、特許権そのものの件数もかなり多くなってきています。 ここ数年でみますと、フィンテック関連などの金融に関する出願の件数が大きく伸びています。
一方、他国の傾向を見ますと、中国の件数の伸びがすさまじく、米国をはじめとする他国を圧倒するものすごい伸びとなっています。
中国はビジネス関連発明だけでなく、他の分野でも出願件数が多く、 さすがに日本が追いつくのは難しい(無理??)のですが、韓国の件数が日本よりも多いという点が気になります。 せめて韓国に負けないように日本の巻き返しを期待したいところですが、どうでしょうか。
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