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特許庁の審査官の人数について

 特許庁が公表している統計によりますと、特許庁の審査官(特許・実用新案の審査官)の人数は、 平成15年の1126人から平成25年の時点で1701人まで増加しています。

 10年前から10年の任期付きの審査官を毎年100人ぐらいづつ増員したためですが、 今年3月末にその10年の任期の切れる審査官が100人ほど出てくるようです。

 このことは、審査官の2014年問題とも呼ばれ、テレビ番組でも取り上げられました。

 審査官の人数は、米国(2010年の時点で6128人)等に比べると決して多くはありませんでしたし、ここ数年、審査結果が 以前よりも早くなり、増員の効果が出てきているように思います。

 特許庁は、任期付きの審査官を再び100人ほど採用するようですが、10年ほどの経験を積んだ人の代わりに新しい人を 採用するよりは、10年の経験を積んだ人を再び10年の任期付きで採用する方が良いように思います。

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