特許出願件数の速報について
今月16日、特許庁は特許出願等に関する統計の速報値を公表しました。
それによりますと、今年(平成25年)3月の特許出願の件数は4万39件でした。これは昨年3月の出願件数よりも7.2% 少ない件数になります。
速報には、昨年10月から毎月の出願件数も記載されていますが、それをみると、昨年11月以降今年の3月まで5か月連続で前年の同時期に比べて毎月、出願件数が減少しています。
昨年11月といえば、野田前首相が衆議院の解散を表明し、株価が上昇基調に転じた時期でもあります。
その後のアベノミクスに対する期待から、株価は昨年11月に比べてかなり上昇していますが、 どういうわけか、特許出願の件数は減少基調が継続しています。
帝国データバンクから出されている資料によると、景気動向指数も5か月連続で改善しているもようです。 株価や景気動向指数のように、特許出願の件数も早いうちに上昇基調に転じてほしいと思っています。
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