特許審査ハイウェイ(PPH)について
今月22日、特許庁は、イスラエル特許庁との間で3月1日から特許審査ハイウェイ(PPH)の試行を開始する と発表しました。
特許審査ハイウェイは、第1国の特許庁で特許してもよいと判断された出願につき、 第2国の特許庁で、簡易な手続で早期審査が受けられるようにする制度です。
これは、海外での特許権の取得を早めることと、第1国の特許庁でなされた調査結果および 審査結果の有効活用により、各国特許庁の審査負担を軽減することを目的としています。
日本国特許庁では、イスラエル特許庁に先立ち、米国、中国、韓国、ヨーロッパ各国等いくつかの国の特許庁や機関との間で すでに特許審査ハイウェイの運用を行っており、イスラエルが加わることで、PPHを締結している国や機関が21になるとのことです。
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