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大学知財研究推進事業について

特許庁では、大学知財研究推進事業として、大学等研究機関を通じて大学等の知的財産活動や知的財産啓発における諸問題に関する研究を行い、その成果をまとめた報告書を公表しています。

 2010年度の研究テーマの一つとして、「地方大学や中小規模大学の特色ある知財活動例に学ぶ知財活用の在り方に関する研究」が挙げられ、その研究報告書が特許庁のホームページに掲載されています。

 その報告書によりますと、都市部(政令指定都市、東京都内)の学生数が2,000 人以上の大規模な大学を除く大学を「地方・中小規模大学」と定義しています。都市部にあり、しかも、学生数が2,000 人以上の大規模な大学が調査対象から除外されていて、それ以外の大学のうち、特許出願や実施許諾等の実績のある大学を対象として調査が行われています。調査対象となった大学は全部で129大学でした。

 そして、調査対象となった129大学に関する特徴を把握するため、2009 年度の大学別特許出願件数の上位8大学(旧帝国大学および東京工業大学)を比較対象に設定し、特許出願件数、特許権実施等収入、共同研究実績受入額等を比較指標に定めて、上位8大学と調査対象大学とを比較した結果が公表されています。

 研究報告書は特許庁ホームページからダウンロードすることができますので、その他詳細は特許庁ホームページをご覧ください。

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