風力発電に関する特許出願の動向について
今月特許庁から、特許出願技術動向調査等報告が公表されました。その中に風力発電に関する特許出願の動向についての調査報告が含まれています。
その報告書によりますと、風力発電に関する出願件数は、1998年から2008年までの10年間では、日米欧中国韓国の合計で15478件であり、全体の約70%にもなります。最も多いのは欧州で次に中国、それから日米韓国の順番になっています。
この10年間概ね出願件数が増加傾向にあるものの、日本への出願だけが2003年をピークに減少傾向にあります。日本は、資源の少ない国であり、技術で稼がねばなりませんから、件数が減少傾向にある点はとても心配なことと思います。
この記事へのコメントはありません。